レンダリング設定の変更点(RIKCAD9/RIKCAD8) PDF ファイルで表示する このレコードを印刷する


RIKCAD7からRIKCAD8以降になり、設定画面の内容等が変更されました。

【変更内容】
①アイコンの変更
②設定画面の常駐化
③プレビュー機能の追加
④レンダリングセットのオリジナル登録
⑤設定画面内の構成の簡易表示への切り替え


【レンダリングの設定を開く】
ツールバーの「レンダリングの設定」ボタンをクリックします。
※「ツール」メニュー内にも同名のコマンドがあります。

【RIKCAD9】    【RIKCAD8】  
  


【レンダリングの設定ダイアログ】
a:プレビュー領域(新規追加機能)
b:シーン(レンダリングセット)・サイズ
C:レンダリング設定
d:背景


[a:プレビュー領域]
RIKCAD8で追加された新機能です。
シーン(レンダリングセット)の選択や設定完了後、プレビュー領域内をクリックするとプレビュー領域が更新され、レンダリング結果を確認できます。




[b:シーン(レンダリングセット)・サイズ]
シーン(レンダリングセット)やレンダリングサイズを設定します。
レンダリングサイズの設定が、ボタンで画面を切り替える仕様に変更されています。


「3Dウィンドウサイズ」と同じ数値にするには、サイズ欄右端の三角ボタンから「3Dウィンドウサイズ」をクリックします。

※3Dウィンドウの比率を維持は、サイズの数値横のチェーンボタンです。

『設定』欄には「詳細設定」のチェック欄があり、下部の「レンダリングの設定」の内容を詳細設定に切り替えることができます。




[c:レンダリング設定]
レンダリングの設定の内容は、上記の「詳細設定」のチェックの有無で切り替わる「詳細設定」と「簡易設定」を切り替えることができます。
また、「詳細設定」もレンダリングの設定ダイアログの幅の広さが一定以下で、左側のツリー表示がボタンに格納され、ダイアログのサイズにより自由が利くようになっています。



[d:背景]
CINEMA4Dが持つ背景設定を使用せず、ライブラリマネージャーでロードされた画像を呼び出して、背景に表示させる場合の設定です。

(使用前の準備)
この背景設定を使用するには、上記レンダリング設定の詳細設定より、[詳細設定]⇒[環境]⇒[Physical Sky]⇒[表現]の『天空可視度』のチェックを外しておく必要があります。
※『天空可視度』のチェックが入っているとCINEMA4Dの背景設定(Physical Sky内)が適用され、が背景画像が適用されません。




〈背景〉
・イメージ
参照ボタンから選択した画像を背景に使用します。
・単色
単色カラーで背景を塗りつぶします。
上下半分ずつ色分けすることができます。
・なし
背景設定を行いません。



〈位置〉
・スケールして合わせる
使用した画像がレンダリング範囲からはみ出ないように表現します。画像の縦横比は固定される為、縦横比がレンダリングサイズ異なれば上下もしくは左右に空白部分ができます。
・スケールして埋める
使用した画像空白ができないように表現します。縦横比がと異なる分は画像がはみ出ます。
・カスタム
使用する画像のシアズの倍率や位置を任意に設定します。




【レンダリング設定項目のRIKCAD7からの変更点】
「レンダリングの設定」ダイアログの変更にあたり、レンダリングの設定の項目もRIKCAD7から変更されている部分があります。



「太陽光」「ランプ」「発行表面」の3項目が一目で確認、変更できるようになりました。
名称が「ライト調整」から「光源調整」に変更れました。



影に関する手動設定の項目は表示されるようになっていますが、精度を上げる程レンダリングの時間の増加につながる部分でもある為、後述の「物理レンダーを使用」の設定を適用し、ここの項目はグレー表示になっています。



RIKCAD8では『Physicial Sky』という項目にまとめられ、新たに遠方にあるものほど青みがかかったもやで覆う「大気」や「虹」などの設定項目が増えています。
雲のかかり具合や厚さなどの細かい設定がる反面、手間と計算処理がかかる為、通常は画像で表示した背景を使用するこれまでの方法が便利です。



「カラー補正」や画像のエッジを暗くする「口径食」、投下を除くすべての麺を真っ白に表現する「ホワイトモデル」などの項目が追加されています。



「サンプル」・「詳細」項目が追加されています。



「物理的レンダーを使用」欄に「物理カメラ」と「物理レンダリングオプション」が格納されます。



「アンチエイリアス」項目が追加されています。

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